5月31日(火) 全校集会 〜自分に返ってくる〜
- 公開日
- 2022/05/31
- 更新日
- 2022/05/31
人権教育・いじめ対策(心の風景)
今日で5月が終わります。早いもので新年度が始まり2か月が過ぎました。1年生は中学校の生活リズムにずいぶん慣れてきました。また、どの学年も新しい学級や学年の仲間とも打ち解けてきたように思います。しかしその反面、最近は友達同士のトラブルが時々起こっています。
今日の集会では、昨年度もお話した金子みすずさんの詩をもう一度紹介しました。
<こだまでしょうか>
「遊ぼう」っていうと 「遊ぼう」っていう。
「ばか」っていうと 「ばか」っていう。
「もう遊ばない」っていうと 「遊ばない」っていう。
そうして、あとで さみしくなって、
「ごめんね」っていうと 「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか、 いいえ、だれでも。
自分が発した言葉は、相手からこだまのように自分に返ってくるということです。相手に悪口をいうと、自分も言われます。相手を褒めると、自分も褒められます。行動でも同じです。相手にやさしく接すると、相手も優しく接してくれます。人を助けると助けられ、人を傷つける人は、自分が傷つきます。
これは、「ブーメランの法則」とも呼ばれています。自分が言ってほしい言葉を、相手に言う。自分がしてほしいことを、相手にすることで、自分の人生も素敵なものになるということです。
生徒たちには、いま一度、日頃の自分の言葉や態度を振り返り、そして浅井中のキーワード「利他共生」を思い返してほしいと伝えました。
浅井中生みんなが笑顔で生活できることを願っています。