10月16日(金)人の手で紡がれるぬくもり【島文楽 校長あいさつ】
- 公開日
- 2026/10/16
- 更新日
- 2026/10/16
校長室より
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本日、このように素晴らしい「島文楽」の公演を迎えるにあたり、日頃より本校の教育活動、そして地域の文化継承に多大なご尽力をいただいております「島文楽保存会」の皆様に、心より感謝申し上げます。
さて、皆さんは、私たちが暮らすこの葉栗の地には、江戸時代末期から今日まで大切に引き継がれてきた素晴らしい伝統芸能「島文楽」があります。地域では親しみを込めて「島デコ」と呼ばれる人形浄瑠璃です。(デコは、人形を表します)一宮市の無形文化財にも指定されている、私たちのまちが誇るべき大切な宝物です。今年は160年目を向かえる記念の年なのだそうです。
島文楽の大きな魅力は、「人の心が一つになる姿」にあります。一体の人形に命を吹き込むために、人形遣いの方々が息を合わせ、そこに物語を語る「太夫(たゆう)」の力強い声と、情景を鮮やかに彩る「三味線」の音が重なります。それぞれの技と心が重なり合った瞬間、木で作られた人形がまるで生きているかのように泣き、笑い、動き出します。
デジタル技術や便利なものに囲まれた現代だからこそ、人の手で紡がれるぬくもりや、何世代にもわたって技と情熱を受け継いできた地域の方々の想いは、私たちの心に深く響くものがあります。
どうか今日は、太夫の声、三味線の響き、そして躍動する人形たちの息づかいを全身で感じ取り、歴史のぬくもりを心ゆくまで堪能してください。