学校日記

6月1日 こんなことができるようになってほしい。(学校再開時の放送朝礼より)

公開日
2020/06/01
更新日
2020/06/01

校長室

 今日から、全校児童が登校して学校が再開しました。放送朝礼で、次のような話をしました。

 世界中が得体の知れない新型コロナウイルスに立ち向かっている。多数の人が感染し、亡くなっている。私たちは、このウイルスにどのように立ち向かっていったらよいのか。
「こんなことができるようになってほしい」という3つを紹介する。
1、「自分で考え、正しいことができる」
 何が正しいことなのか、自分でしっかり考え、正しいと思う行動をする。うわさや不確かな話を簡単に信じたり、周りの子がやっているからと流されたりするのではなく、よく考えて自分が正しいと思う行動ができる人になってほしい。
2、「相手を思いやることができる」
 相手の立場になって考えることができる優しい気持ちを持ってほしい。自分のことばかり考えるのではなく、他の人の立場になり、その人の気持ちを想像し、その人のことを理解し、励ませる人になってほしい。
3、「命を大切にする」
 こまめに手を洗ったり、周りの人に近づきすぎたりしないようにし、ウイルスから身を守る。病気にならないように、規則正しい生活をして丈夫な体をつくる。交通事故や水の事故、知らない人にさらわれたりしないようにするなど、自分の命は自分でしっかり守れるようにしてほしい。  
 また、いじめをせず、友達に優しく接することで、他の人の命も大切にしてほしい。

 もし身近に、新型コロナウイルスに感染した人がいたらどうするか。ウイルスと戦っているその人が一番辛いので、感染したことを責めるのではなく、その辛く苦しい人を思いやり、あたたかく励ましてほしい。そして、互いにウイルスに感染しないように注意して生活し、全員で新型コロナウイルスに立ち向かってほしい。