12月2日 「思いやりの心」人権集会校長講話より
- 公開日
- 2019/12/03
- 更新日
- 2019/12/03
人権教育・いじめ対策
動物は、けがをしたり病気にかかったりしても隠そうとする。それは、自分が弱っていることを他の動物に知られると、襲われたり食べられたりするからである。
人間はどうであろうか。人は体が弱った人を労わるし、誰かがけがをしていたら助けようとする。だから、体の調子が悪い人も隠したりしない。それは、みんなが親切にしてくれることを知っているからである。
では、心が弱っている人に対してはどうであろうか。心配なことがある人、一人ぼっちで寂しくしている人、嫌なことがあって落ち込んでいる人がいたらどうするのか。私たちは、困っている人、落ち込んでいる人、立場の弱い人を見たら助けようと思う。それは人間だからである。ぜひその心を行動に移してほしい。そして、「大丈夫?」「何かあった?」「一緒にやろう」と声をかけてほしい。
また、自分が困っているときは、遠慮せずに周りの友達や先生、家族に伝えてほしい。みんな力をかしてくれるはず。なぜなら、思いやりの心を持った人間だから。
みんなが自分らしく、楽しく活動できるようにするためには、どのようにしたらよいか考え、みんなで力を合わせて朝日西小学校を思いやりがいっぱいの学校にしてほしい。