4月26日 「うわぁ、ここが校長室か!?」
- 公開日
- 2018/04/26
- 更新日
- 2018/04/26
校長室
今日は、1年生と2年生が生活科の学習で「学校探検」を行いました。校長室にも、多くの児童が訪れました。1年生の中には「うわぁ、ここが校長室か!?」と、感極まって歓声を上げる児童もいました。
この「学校探検」は、校内の様々な部屋や場所をグループ毎に訪問し、校内施設について理解を深めて行くものです。生活経験の多くない低学年児童は、それぞれの活動を、単に「楽しかった」で終わらせることなく、学びに変えていく必要があります。
本年度の本校の合い言葉は「ファミリー朝西」です。この合い言葉に基づいて、より異学年同士が親しみ合い、上級学年に責任感を持たせようと、2年生と1年生が合同で学校探検を行いました。
生活科は、平成4年度から正式に教科に位置づけられた教科です。「学習指導要領」における生活科の目標にある「身近な人々とのかかわりに関心をもつ」という部分については、校内の先生方と挨拶や会話を交わす中で、心を開いたり、親しみを感じたりすることがねらいになっています。また、「身近な社会(今回の場合は「学校」)とのかかわりに関心をもつ」という部分については様々な教室や施設を目の当たりにすることによって、それぞれに「気づき」をうながすことがねらいとなっています。
そして、この学校探検の授業で「感じたこと」や「気づき」をグループや教室内で発表したり聴き合ったりすることで、また新たな発見が生まれてきます。つまり、様々な教科の授業でも生きてくる、「学び方の土台づくり」を、1、2年生は、この生活科で学んでいるのです。
それにしても、2年生のお兄さん、お姉さんとしての自覚は大したものでした。「さあ、時間だよ。」「勝手に行かないでね。」「ほら、校長先生が見ていいって言ってくれたよ。」「こうやってシューズをそろえるんだよ。」たった1年前は、入学したてて何もわからなかった子たちが、今、こうして朝日西小の2年生になり、優しい言葉と笑顔で1年生を先導するようになりました。ちょっと大人に頼りに思えた2年生の姿と笑顔でした。