5月23日(火) PDCAサイクル 〜校長室より〜
- 公開日
- 2023/05/23
- 更新日
- 2023/05/23
校長室より
生徒の皆さんは中間テストが終わって少しほっとしているところかと思いますが、テストでは自分の納得いく結果が得られたでしょうか。良い結果や納得する結果が出なかった人は、その原因をよく考えて、日ごろの学習方法を改善したり、弱点を補強したりしていくことが大切です。
そこで、今日の集会では、「PDCAサイクル」についてお話をしました。以下に抜粋して掲載します。
「PDCAサイクル」はビジネス業界などでよく使われる言葉で、先生たちも使うことがあります。
Pはプラン(計画すること)、
Dはドゥ(実行すること)、
Cはチェック(分析や評価をすること)、
Aはアクション(改善して行動を起こすこと)です。
これを繰り返していくことで業務改善をして、実績アップなどを図ります。
勉強でも同じように考えることができます。
Pのプランは、学習計画を立てること。テストに向けた計画もその一つです。
Dのドゥは、実際に学習すること。テスト勉強もこの段階です。
Cのチェックは、テストなどで学習の成果をチェックし、学習への取り組み方を振り返り、何を改善したらよいか、自分の弱点はどこか、などを分析することです。
Aのアクションは、改善した学習方法を実行したり、弱点を補強したりすることです。
このサイクルが上手く機能していけば、必ず成果が上がってくるはずです。今はCのチェックが終わるころだと思います。次はアクションを起こしてください。実はこれがなかなかできない段階です。先日お話した「学習の流儀」も取り入れていくと良いと思います。ぜひ学習方法を見直し改善してほしいと思います。この先、校外学習や修学旅行など、楽しみな行事もありますが、学習もしっかりと進めてください。皆さんの頑張りに期待しています。