6月8日(水) 晴耕雨読 〜校長室より〜
- 公開日
- 2022/06/08
- 更新日
- 2022/06/08
校長室より
間もなく梅雨の季節となります。雨の日は外での活動も制限されるので、雨を歓迎する人は少ないかもしれませんね。
昨日の集会では、雨に関することわざと読書についてのお話をしました。
以下に話の内容を抜粋して掲載いたします。
皆さんは、雨に関することわざをどのくらい知っているでしょうか。
「雨降って地固まる」「雨垂れ石を穿つ」「雨後の筍」「雨夜の月」などがありますね。
今日紹介するのは、「晴耕雨読」ということわざです。意味は、「晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家で読書すること。悠々自適な生活を送ること。」
何かと忙しい毎日を送る人にとっては憧れの生活ですね。しかし、雨の休日などは外出もしにくいので、心を落ち着けて読書ができるチャンスかもしれません。
そこで、家族で読書を楽しむ「家読(うちどく)」というのはいかがでしょうか。「家読」は、『家族ふれあい読書』の略語で、読書をすることで、家庭内のコミュニケーションを深めることを目的としています。家族みんなで一冊の本を読んで、読んだあとに感想を言い合い、子どもと親が話し合うきっかけをつくる、というのが基本スタイルだそうです。家読の最大のメリットは、親子のコミュニケーションを生み出すことです。一冊の本を通して、親子や家族で語り合う時間は、きっと有意義なものになると思います。
読む本は自由ですが、「絵本」はおすすめです。絵本ならば短時間で家族全員が読むことができ、絵の印象や物語の感想など、語り合う話題が多様になります。
期末テストが近いので、しばらくはテスト勉強に時間を取られると思いますが、テストが終わったら、休日に一人静かに読書をしたり、絵本を家族みんなで楽しんだり、という過ごし方も良いと思います。