学校日記

3月18日 心のふるさと(6年生修了式式辞より)

公開日
2021/03/18
更新日
2021/03/18

校長室

 6年生の修了式で、次のことを話しました。
 この1年間で特に印象に残っているのは「朝西っ子発表会」である。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、これまでのような体育館での発表ではなく、動画での映像発表という新しい時代の発表を行った。6年生はこれまでの朝日西小の歴史を調べ、未来の朝西はこうなって欲しいということを一人一人が語ってくれた。
「辛いこともあったけれど、みんなと乗り越えた」
「未来の朝西っ子にも、みんなと協力する大切さを知ってほしい」
「学校は、今も昔も、子どもが集まる楽しい場所」
「楽しいことであふれる朝西であってほしい」
「朝西小が今のまま、ずっと残っていてほしい」
 そして、学校というのは、在校している今の子どもたちだけではなく、卒業生や先生たち、そして地域の人たちにとっても、自分を成長させてくれた宝物なのだということを伝えてくれた。
 小学校は「心のふるさと」だと思う。大人になるために必要なことの基本は、みんな小学校で学んだことである。そして、卒業後も「朝日西小学校」という言葉を聞くと、何だか懐かしく感じ、応援したくなると思う。また、時々、学校の校庭や校舎、大きなクスノキの姿を見たくなるのではないか。
 朝日西小学校の校訓「思いやりのある子 進んで勉強する子 たくましく生きる子」が人としての基本であり、朝日西小学校で学んだ経験が、みなさんの心の芯になるのだと思う。朝日西小学校の卒業生として誇りをもち、胸を張って卒業してほしい。