4月23日 命を大切にする心
- 公開日
- 2019/04/23
- 更新日
- 2019/04/23
校長室
6年生の児童が、登校時にひな鳥を拾いました。近くに巣がないか探しましたが見当たりません。何とかしようと思って学校まで運び、理科の先生に助けを求めました。
実は、野鳥を捕まえると「鳥獣保護法」に違反をする可能性があります。また、羽毛が十分に生えそろっていないひな鳥を、その後人間が世話をして育てることは大変難しいようです。自然界でも、巣から落ちてしまったひな鳥は、他の野生生物に食べられてしまいます。「かわいそうだ」と思うかもしれませんがそれが自然界のルールであり、人間がむやみに介入すべきことではないように思います。
それでも、一つの命を救おうと思った6年生の子の気持ちはとても大切です。だからこそ、命をもらった私たちはその命の限り、一日一日を懸命に生きなければならないと思います。朝日西小の子どもたちが命を輝かせて生きられますように!