9月23日 「第42回朝日連区市民体育祭」(「校長室」より)
- 公開日
- 2018/09/23
- 更新日
- 2018/09/23
校長室
9月24日 「第41回朝日連区市民体育祭」を参観させていただいています。この朝日連区市民体育祭は、生涯スポーツ、レクリエーション活動を通じて地区住民の健康、生きがいづくりを推進するとともに、まちづくりや地域活性化を図ることを目的として行われています。42回も続く朝日地区の伝統行事である本体育祭を参観させていただき、朝日地区の歴史の深さと団結の強さを肌で感じることができましたので紹介させていただきます。
会場の朝日東小学校校庭には、色とりどりのテントが所狭しと並び、朝日地区の各子ども会のビブスを着用した子どもたち、ご家族、地域の方々が一堂に集いました。空を見上げると朝日連区市民体育祭の開催を祝っているかのように、絵に描いたような澄み切った青空が広がっています。
開会式に続いて、「ラジオ体操」「あめくい競争」「玉入れ」、そして「子ども会対抗リレー(予選)」と続きます。学校の枠を超えて、子ども会対抗の演技や競技に大きな声援が飛び交います。私も、気づくと朝西っ子の名前を大きな声で呼んで応援していました。活躍を朝日地区が一体となって、ねらいを共有することができるすばらしい行事でした。
午前中ではありましたが、市民体育祭を参観させていただいて、思うことがいくつもありました。自校の子どもたちの頑張りはもとより、学校だけでなく、家庭・地域の中で子どもたちは育てられていることや地域の団結力の強さなどいくつもあります。その中で、とりわけ心に残ったことは、尾西第二中学校生徒たちによる献身的なボランティア活動の姿でした。
玉入れ種目の補助係として、玉入れの棒を支える仕事をしていた生徒たちは、玉がいくら体に当たろうと嫌な顔一つせず黒子になり、笑顔すら浮かべて棒を持ち、玉を数えていました。ふと、本部テントでは、たいへん聞きやすく上手に放送のアナウンスをしているのも尾西第二中学校のボランティア生徒たちでした。防災競争や借り物競争でで、はしごを持っているのもさぞ大変だろうと思うのですが、大変さをおくびにも出さずに、むしろ競技者とともに楽しんでいるようにも伝わってきました。
前日、尾西第二中学校体育祭にお邪魔して感動をいただいた翌日でもあり、中学生の感じのよい笑顔と献身的な対応には、感心をこえて頭が下がる思いがしました。
気持ちのよい地域に、気持ちのよい子どもが育つー。今後も、「地域とともにある学校」づくりを進め、今日学んだことを、早速今後の学校運営に生かしていきます。