学校日記

6年・学校生活の様子 (12月10日)

公開日
2025/12/10
更新日
2025/12/10

6年



本日の学校生活レポート:思考を深める学びと創造の精神

算数:表分析と発表で「比例と反比例」を極める

 今日の算数の時間は、「比例と反比例」の学習で、表から読み取った情報を発表する活動を行いました。

 児童たちは、提示された表の数値の関係を分析し、それが比例関係にあるのか、反比例関係にあるのかを正確に判断しました。そして、「なぜそう言えるのか」をグラフや式を使いながら論理的に説明しました。

 自分の考えを明確な言葉で伝える練習をすることで、算数の理解が深まるとともに、情報分析力と表現力が大きく向上しました。仲間の発表を聞いて、一つの表にも多様な見方があることを学び、思考の幅を広げる貴重な時間となりました。


道徳:棟方志功さんに学ぶ、情熱と独創性

 道徳の授業では、世界的な版画家である棟方志功(むなかた しこう)さんの話を通して、「信念」について考えました。

 既成概念にとらわれず、独自の表現を追求し続けた棟方さんの生き方から、自分の心の声に従い、情熱を持って物事に取り組むことの大切さを学びました。児童たちは、「困難があっても諦めずにやり抜く強さ」について深く考え、その考えを真剣に書き留めていました。


国語(研究授業):『やまなし』の奥深い世界を探求

 国語の時間には、宮沢賢治の『やまなし』を題材とした研究授業を行いました。

授業の焦点は、物語に登場する「五月」の世界と「十二月」の世界が、それぞれどのような意味をもつのかを考えることにありました。

児童たちは、物語の情景描写を丁寧に読み込み、賢治がこの二つの世界を通して伝えたかった奥深いメッセージを、友達と意見交換しながら探求しました。