算数レポート：「比例」で日常の問題を解決！

「何グラム？」比例の考え方で問題に挑戦

　今日の算数の時間は、「比例と反比例」の単元学習として、具体的な問題解決に取り組みました。

取り組んだのは、「10枚で120グラムの画用紙が300枚あるとき、重さは何グラムになるでしょう」という問題です。

児童たちは、枚数と重さが比例の関係にあることを理解し、この考え方を使って、実際に300枚を数えなくても重さを求めることに挑戦しました。

数学的思考の芽生え

問題を解く過程で、児童たちは以下のようないくつかの方法で答えを導き出すことができました。

1. 単位量あたりで計算する：画用紙1枚の重さ（120÷10= 12グラム）を先に求め、12×300=3600グラムと計算する。

2. 比の考え方を使う：枚数が30倍（300÷10=30倍）になっているため、重さも30倍になるとして、120×30=3600グラムと計算する。　

   
   
   

   答えは一つ、方法は無限大

   この授業を通して、「300枚数えなくても、重さが分かれば目安が分かる」という、数学的思考の面白さと有用性を体感することができました。

   さらに大切なのは、一つの答えを導き出すために、様々なアプローチ（解き方）があるということです。自分の考えだけでなく、友達の考えにも触れ、多様な視点を知ることで、「算数って面白い！」と感じる学習意欲が高まります。

   今後も、多様な考え方を認め合い、発見の面白さを感じられるような授業を目指していきます。