1月7日(火)寒さに負けず 始業式にて
- 公開日
- 2014/01/07
- 更新日
- 2014/01/07
校長室
今日は,3学期の始業式に,児童の皆さんにお話をしたことを載せたいと思います。
3学期が無事にスタートしました。
3学期は,まとめの時期です。また,次の学年に向けて準備をする時期でもあります。6年生は,残り3ヶ月で卒業です。そして,中学生になるわけです。そして,他の学年は,学年がそれぞれ1つ上がります。自覚と自信を持って次の学年に進級してほしいと思います。そのためには,当たり前のことが当たり前にできる。あいさつ・服装を整える・時間を守る・仲良く生活をする・落ち着いて学習・生活するなど,できるようにしたいものです。
さて,今日はお正月に行われた箱根駅伝について先生が感じたことをお話します。それは,目標を持ち,一生懸命取り組むことの大切さです。
この箱根駅伝は,東京都の大手町から神奈川県の箱根までの往路・復路合わせて217.9kmを10人の選手たちが,2日間を襷でつないでいく,チームで行う競技です。そして,箱根駅伝は,毎年多くのドラマが生まれています。
そんな中で,今年,東洋大学が見事総合優勝しました。その東洋大学は昨年,2位で悔しい思いをし,選手たちはこの駅伝に向け,目標を持って1年間苦しい練習に耐え,「その1秒をけずりだせ」を目標に練習してきたそうです。
昨年,自分たちが肌で感じた悔しさや反省を振り返り,新たに目標を持ち練習する姿は,とてもすばらしいと思いました。また,優勝した東洋大学に限らず,このような思いを胸に,どの大学も最後まで諦めることなく,走り抜いたことにも感動しました。
また,毎年この箱根駅伝を見て思うことは,目標が達成できてもできなくても,涙を出して,喜んだり悔しがったりする選手が大勢いました。なぜ,こんなに涙が出るのでしょうか。それは,日々の練習に目標を持って,真剣に取り組んでいたからだと思います。真剣に取り組むことで,達成できた時の喜びはこの上ないものがあります。しかし,達成できなかったときは,悔しさが次へのステップになります。いずれも,一生懸命取り組むことで感動し,心に残ります。
皆さんも昨年,ランRUN大会は延期になりましたが,試走会を行いました。どの児童も歯を食いしばり,最後まで走りきることができ,すばらしいと思いました。今週のランRUN大会に向け,目標を持ち,最後まで一生懸命走りきり,心を成長させてほしいと思います。ぜひ,頑張って取り組んでほしいと思います。そして,今年は,勉強を含め,いろいろな面で目標を持ち,一生懸命取り組むことを意識して,スタートしたいです。
最後に,3学期も笑顔で元気よく心をこめて活動することや,命を大切にし,いじめは絶対せず,みんなで仲よく生活してほしいと思います。皆さんの益々の成長を楽しみにしています。
皆さんは,寒さに負けず,最後まで真剣に話が聞け,立派に始業式を行うことができました。