学校日記

3.22 修了式にて

公開日
2019/03/22
更新日
2019/03/22

校長室

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 各学年の代表の人に修了証を授与した後、次のような話をしました。
 この一年、みなさんは、勉強や運動によく頑張りました。振り返ってみてどうだったでしょうか。それももとに次の学年に向けて、また新たに頑張ってほしいと思います。
 今日は、学年の終わりにあたり「努力する」ということについて話したいと思います。この間、アメリカの7歳の男の子が100メートルを13秒48で走ったというニュースを耳にしました。これは、一宮の中で一番早い小学6年生と同じくらいの記録です。すごいですよね。じゃあこの子は持って生まれた天才かというと、そうではないようです。幼いころから父親の指導を受け、7歳にしてすごい筋肉をしています。それがいいかどうかは別にして、たくさんの努力をしているということです。一方で、年を重ねてもがんばっている人がいます。昨日引退を発表した大リーガーのイチロー選手です。45歳まで大活躍しました。多くの大記録を打ち立て、天才バッターと言われる彼でも「努力をせずに結果を出せる人を天才というなら僕は天才じゃない」と言っています。「努力は裏切らない。すぐに結果は出なくとも、努力したことは無駄にはならない」とも言っています。2000本安打でもすごいと言われる中、4000本安打を達成した時でさえ、「4000回打つには、8000回以上苦しい思いをしている。努力し続けることが大切だ」とインタビューで答えてもいます。52歳で現役Jリーガーの三浦知良選手も「勝負事には運は必要だが、それ以上に大切なのは毎日努力を続けることだ」と言っています。さらに、100歳を超えてマスターズ陸上で世界記録を作った人がいます。周りにすごい人はたくさんいます。みな努力をしているのです。努力は永遠です。努力は裏切りません。たとえすぐに結果は出なくとも、目標に向けてがんばる努力こそが大切なのです。
 今日この後、担任の先生から「あゆみ」をもらいます。そこには努力の成果が表れていると思います。4月からは次の学年に進級しますが、今まで以上に自分の目標に向けて努力を続けてほしいと思います。
 最後に、春休み交通安全には十分気をつけ、命を大切にしてください。皆さんの益々の成長と4月に元気よく登校できることを楽しみにしています。