7.20 命を大切に楽しい夏休みを
- 公開日
- 2018/07/20
- 更新日
- 2018/07/20
校長室
1学期最後の日、終業式では概ね次のような話をしました。
4月の始業式、「笑顔 元気 心をこめて」の合言葉のもと、明るく元気に学校生活を送りましょうとお話をしました。そして特に、「目標を持つ」「あいさつをする」「仲良くする」という3つをお願いしました。目標については、1学期の目標が達成できたでしょうか。達成できた人は、また新たな目標に向けて頑張ってください。あいさつについては、学校だけでなく、地域の人たちにあいさつができるようになってきたでしょうか。あいさつは人より先に自分からどんどんできるといいですね。3つめ、友達とは仲良くできたでしょうか。新しく友達は増えましたか。つい意地悪をしてしまったことはありませんか。そのつもりはなくても相手を傷つけてしまったことはありませんか。意見が合わずトラブルになることはあったとしても、大切なのはその後です。いけなかったことは素直に認めて相手に謝ることが必要です。自分の悪かったという気持ちが相手に通じれば、相手もきっと許してくれると思います。そして、前よりも仲良くなれるかもしれません。これまでの反省をもとにこれからの夏休み、そして2学期を仲良く過ごしてほしいと思います。
明日から、いよいよ夏休みです。やることがたくさんあるとは思いますが、いつもより自分の時間がたくさん持てることも確かです。夏休みだからこそできることを見つけて十分楽しんでください。
最後にひとつ、大切なお話をしておきます。それは、命を大切にするということです。最近、大きな災害が2つありました。一つは6月の大阪の地震です。もう一つは、2週間ほど前の西日本豪雨です。つい3日ほど前は、県内で1年生の子が熱中症でなくなっています。多くの人が犠牲になり、命を落としています。命を落として悲しむ人がいないなどという人は誰もいません。自分でできることはして、ルールを守って安全に楽しく過ごしてください。交通事故や水の事故に遭ってもいけません。時々、心ない落書きを見ることもあります。「死ぬ」とか「消える」ということもゲームのように簡単に言わないでください。それだけで悲しくなります。「命を大切にする」ぜひ、強く心に留めておいてください。
みなさんにとって、すばらしい夏休みになること、そして、みなさんが出校日や2学期の始業式に笑顔で元気な姿を見せてくれることを願っています。
式後、子ども会の大会でよい成績を収めた人たちの表彰をしました。