学校生活

3月12日(火) 震災追悼集会 〜校長室より〜

公開日
2024/03/12
更新日
2024/03/12

校長室より

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 本日は、生徒会が中心となって震災追悼集会を開きました。
 集会でのお話を抜粋して以下に掲載いたします。

 今から13年前の3月11日に、最大震度7、マグニチュード9という日本観測史上最大となる地震が東北地方で起きました。東日本大震災です。皆さんがまだ1歳か2歳のころですが、その後も多くの報道がありましたから、皆さんも被害の大きさは知っていると思います。死者行方不明者は約2万2千人。今なお2万9千人ほどの方が、避難生活をされています。そして、今年の1月1日には能登半島で大きな地震が起きました。被災地では、まだライフラインが復旧していないところもあります。また、皆さんと同じ中学生で、親元を離れた場所で学校生活を送っている人たちもいます。
 昨年も震災のお話をしましたが、被災された方々のことを忘れず、教訓を風化させないためにも、語り続けなければいけないと思います。
 私たちの地域では、幸いなことに近年大きな地震は起きていませんが、今後30年以内に、マグニチュード8〜9クラスの巨大地震「南海トラフ地震」が70%〜80%の確率で起こるという予測が発表されていますので、決して他人ごとではありません。
 今、私たちにできることは、過去の震災を教訓として、日頃から防災についての意識を高めて、できるだけの備えをしておくことです。また、今できている当たり前の生活に感謝するとともに、被害にあわれた方々のことを忘れないことも大切です。さらに、それぞれのできる形で、被災地の復興支援に関われるとよいと思います。この後に、生徒会から支援の提案もあります。ぜひ協力してほしいと思います。