3月24日(月) 竹の如く節目を活かす(1・2年生修了式 式辞より)
- 公開日
- 2025/03/25
- 更新日
- 2025/03/25
校長室より
修了式で、生徒に以下のように話しました。
「節目」といえば、植物の竹を思い浮かべる人も多い。竹はタケノコが頭を出したかと思うとすぐに大きくなる。それは、それぞれの節に細胞を増やす成長点があるため、天に向かってぐんぐん伸びていくのである。また、竹は節目があることで、強い風や雪の重さにも負けないしなやかさと強さをもっている。
私たちの生活の中にも節目がある。定期テストや行事などである。その節目があることで、気持ちを切り替えたり、意識を高めたり、振り返りをして、新たな目標を定めて努力を重ねたりできる。
そして、今日の学年の区切りはみなさんにとって大きな節目である。今年度が終わるこの時期に、できるようになったことを自分で確認し、さらにやる気を高めたり、改善点を見つけて新たな決意をしたりしてほしい。そうすることで、竹と同じように、困難に立ち向かうしなやかさと強さを身につけ、自分自身を大きく成長させることができるのだと思う。