7月24日(日)【女子バレーボール部】 すべてを糧に
- 公開日
- 2022/07/24
- 更新日
- 2022/07/24
部活動
読んで 動いて 防ぐ
拾って 繋いで 打ち込む
喜びも 悔しさも 分かち合う
一瞬一瞬の駆け引きや気持ちの動き。
選手たちの思考や思いが交錯したこの一戦。
全ては今まで積み重ね、蓄えてきた力を出し切るために。
そしてさらに高みをめざすために。
今日、女子バレーボール部は一宮市総合体育館で西尾張総合体育大会に挑みました。
初戦の対戦相手は江南市立北部中学校です。
昨年度の西尾張新人大会では、県大会出場をかけて戦い、あと一歩で力が及ばなかった相手であり、西成中が乗り越えなければならないチームでした。
この戦いに向けて、対戦相手の情報を収集し、入念に対策を練る選手たち。
朝の練習でも、相手チームの攻撃パターンをいかに防ぐかを何度もチェックしました。
そして迎えた対江南北部中戦。
西成中の粘り強くつなぐディフェンス力、そしてレフトを軸にしたオフェンス力。
これらがかみ合って、試合の中盤まで一進一退の攻防が繰り広げられました。
しかし、やはり尾北地区2位の壁は高く、終盤には相手の豊富な運動量、9mをワイドに使った攻撃にじわじわと点差を離される試合展開となりました。
結果はセットカウント0−2。
悔しくも敗れてしまいました。
そして3年生の熱い夏は終わりを迎えました。
敗れはしましたが、3年生たちには胸を張ってほしいと思います。
どんなに苦しい展開になっても声を出し続け、仲間を鼓舞する姿。
試合後には悔し涙を浮かべながらも、感謝の気持ちを表すために、応援してくださった保護者の方々に立派にあいさつをする姿。
一つ一つのプレーはもちろんのこと、バレーに臨む姿やコートの外でもスポーツマンシップを発揮した選手たちにたくさん胸を打たれた1日でした。
バレーボールで身につけた力は、きっとこれからの糧になると信じています。
わずか9m×18mのコートですが、その中で得た数々の経験は、違うステージに立った時にも必ずや自らの背中を後押ししてくれることと思います。
最後まで堂々と戦い抜いた選手たちに、心からの拍手とこの言葉を送りたいと思います。
『バレーと思うな、人生と思え』
バレーボールを学んだこと、そして、バレーボール「で」学んだことをこれからの人生に大いに生かしていくことを願っています。
今日に至るまで、選手やチームをサポートしてくださった保護者の皆様、そして後輩たち。今まで本当にありがとうございました。