学校日記

9月1日(月)自分らしく努力すること【校長講話】

公開日
2025/09/01
更新日
2025/09/01

校長室より




















夏休みが終了し、今日から2学期が始まります。(一部省略)



出校日は、イチロー選手の「ちゃんとやってよ」というあたりまえのことをあたりまえにする、凡事徹底やあいさつの意味についてお話しましたね。



 今回のお話も、野球のお話になります。



みなさんもご存じだと思いますが、岐阜県代表の県立岐阜商業高校が甲子園でベスト4入りを果たしました。



  そのなかで、横山温大(はると)選手がニュースや新聞等で取り上げられていたので、知っている人も多いかと思います。



 横山温大選手は、生まれつき、左の手指が欠損した状態でした。



 両親は医師からそのことを聞かされて、この子の将来を考え、大変落ち込んだそうです。



 彼は小学校3年生から兄と姉にあこがれ、一宮市のお隣の江南ボーイズに入団しました。



当時は左手に義手(人工の手)をつけて練習していました。



当時の監督は、指がないので、しっかりバットが握れないし、県岐商は強豪校なので、レギュラーを取ることも難しいと考えていました。



  その中、メジャーリーグのレッドソックスに所属している、吉田正尚選手が、WBC(ワールドベースボールクラシック)の試合の中で、片手一本で3ランホームランを打った試合を観て衝撃を受けました。

今の自分でもできる努力、「自分らしく努力すること」の大切さを感じたようです。



 また、インタビューでこのように話していました。



「こういう自分のハンディがあって注目されていますが、甲子園という大きな舞台でもやれるんだというところを示していきたい」



 横山選手のプレーやコメントから、校長先生も大きな勇気と、「自分らしく努力すること」をもう一度考える機会をもらいました。



 2学期が始まります。



みなさんにとって「自分らしく努力すること」とは何でしょうか?



また、努力する目的は何ですか?



学期、節目の日に考えていきましょう。