大好き起っ子シリーズ57「〜世界で活躍する起っ子を育てるために〜」令和2年12月23日(水)
- 公開日
- 2020/12/23
- 更新日
- 2020/12/23
起っ子
一宮市立起小学校 令和二年度二学期終業式 式辞
「二度とない今を大切に、豊かに生きる」
今日は2学期の終業式です。いかがでしたか。2学期はよかったですか。
いつもの年よりも長い2学期でした。しかも、「辛く、苦しい」2学期でした。新型コロナウイルスがあるため、友だちと遊びたくてもがまん、大きな声で笑いたくてもがまん、いつもマスクをしていなければならず、本当に大変な毎日でしたね。
とても不便で、窮屈な毎日を送った2学期を終える今日、校長先生なりに思ったことをお話します。聴いてくださいね。
では、いつものように「今日は何の日?」についてからお話します。
今日は「テレフォンカードの日」「東京タワー完成の日」だそうです。また、今の天皇陛下のお父上でいらっしゃる上皇様の「お誕生日」でもあります。そのなかで校長先生が注目をしたのは「安政東海地震発生の日」です。
今から166年前の1854年、東海道沖を震源として震度7のすごい地震が発生したそうです。この起も震度5〜6もあり、すごく揺れたそうです。
それから37年後、濃尾地震といってこの地方に、安政東海地震が遠く及ばないほどの巨大地震が発生したそうです。多くの家が壊れたり、倒れたり、それによって火事が起きたりしたそうです。その結果、多くの方が亡くなったそうです。
さらに、その54年後、三河地震が起きました。この地震もとても大きな地震で、やはりたくさんの方が亡くなったそうです。
安政東海地震以後、およそ50年の間に一度、ものすごく大きくて、怖い地震がこの地方に起きてきましたが、この70年以上もの間は、実は一度も起きていません。だから、今日、明日にもとてつもない大きな地震が起きる可能性があります。もし、大地震が起きたら、大変ですね。毎日の生活にもすごく困ると思います。
ただ、もし、そのようなことが起きたときには思い出してください。
今年、皆さんは新型コロナウイルスのために、随分と「辛く、苦しい毎日」を送り、「乗り越えてきた」ということを、です。もしものことが起きても、焦らず、今年の経験を思い出し、自信を持って進んでいってほしいです。
それから、もう一つ。もしものことが起きたときに後悔しないようにするために、友だち、先生、お父さんお母さん、おじいさんおばあさん、お兄さんお姉さん、弟妹など、周りの人に謝らなければならないことがあれば、今日明日にでも必ず「ごめんなさい」と言いましょう。そして、たくさんの「ありがとう」を言いましょう。「あの時言っておけばよかった」ではなく、勇気をもって「ごめんなさい」や「ありがとう」を言いましょう。
人が生きていく上で、無駄なこと、無駄な経験は何もありません。全て大切なのです。今年の辛く、苦しかったことは他には代えがたい「大切な経験」です。「ごめんなさい」や「ありがとう」は他には代えがたい「美しい日本語」です。このことを決して忘れないでください。
限りある「命」を大切に、2学期も毎日を一生懸命に生きることで先生に勇気を与えてくれた皆さんに感謝し、御礼を言って、校長先生の式辞とします。
起っ子の皆さん、今学期もありがとう。心も身体もさらに元気になって、3学期の始業式に再び会いましょう。