学校日記

大好き起っ子シリーズ8「〜起っ子を送り出してくださるご家庭の皆様へ〜」令和2年4月10日(金)

公開日
2020/04/10
更新日
2020/04/10

起っ子

小学校は、体力も気力も発達途上の子どもたちが集団生活を通して、様々に経験を積みながら「生き方を学ぶ場」です。そのため、「3蜜を解消する」ことは、とても厳しいことなのです。
「密閉」とは「換気の悪い空間」です。気温が低い時期には、教室は基本的に「密閉された空間」になります。しかし、現在の状況では寒さよりも感染が心配であるため、換気をよくするために窓やドアを一日中開放します。太陽が高い位置にあるときはよいのですが、日が陰ったり、強い風が吹いたりする午後ともなると、室温は下がり、寒くなります。
「密接」とは「間近で会話や発声をする場面」です。学校生活、特に学習活動では「話し合い活動」を通して学びを深めます。しかし、「密接」状況をつくらないようにするためには、グループでの話し合い活動など、これまでの学習のさせ方を全て見直さねばなりません。
「密集」とは「多数が集まる場所」です。このような状況は、学校では主に生活場面に多く見られます。通楽団による登下校などが、そうです。「密集」状態を避け、「密接」な状況にしないためには、前後の間隔を2メートル確保した一列での登下校となります。通学団の班長さんなどによる安全確認がしづらい状況になってしまいます。
子どもたちの発達段階やその成長過程から考えてみると、なかなか厳しい状況が続きます。しかしながら、子どもたちが感染の被害にあわないためには、これからも「3蜜を解消する」対策を講じます。
保護者の皆さん、学校再開時に保護者の皆さんはもとより、子どもたちの笑顔には是非会いたいです。不要不急の外出を控えていただき、子どもたちの健康維持及び免疫力の向上にお努めください。
地域の皆さん、ちょボラ隊の皆さん、学校が再開された折には、子どもたちの健やかな成長のために、どうかお知恵を、お力をお貸しください。そのためにも、皆さん方ご自身が健康にご留意なさって、これまでのように笑顔でバイタリティー溢れる皆さんでいらしてください。