起っ子のみなさんへ「式辞」 令和2年3月20日(金)
- 公開日
- 2020/03/20
- 更新日
- 2020/03/20
起っ子
令和元年度 一宮市立起小学校 卒業証書授与式 式辞
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
よき伝統の息づく町、ここ、起で、新たな時代である令和最初の卒業生として皆さんは、卒業の日を迎えました。
保護者の皆様ご臨席のもと、本校 令和元年度 卒業証書授与式を挙行できましたことに、高い席からではございますが、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。
さて、卒業生の皆さん。今、卒業証書を手にした皆さんは、どのような気持ちですか。六年間の小学校課程を修了するに相応しい、実によい表情、姿でした。
その表情は一朝一夕で創られるものではありません。
運動場で、体育館で、一時間一時間、仲間や先生と共に、昨日より今日、今日より明日と、自らの可能性の広がりを信じて、一日一日を懸命に生きたからできるのです。立派な「明るい子 働く子 きまりよい子」として卒業できるのです。国難、いや地球難ともいうべき未曽有(みぞう)の災害に見舞われている中で見せられることで、その真価は発揮できたのです。
このように立派になった皆さんは、明日から、次の舞台に向かって、歩み出します。
困ることや辛(つら)いことがあるかもしれません。しかし、そのようなときでも、起小学校卒業生として、誇りをもって、再び一歩を踏み出してくださいね。
皆さんが明日からの人生を拓(ひら)くにあたり、私の大好きな言葉「百花繚乱」を餞(はなむけ)として贈ります。意味は「いろいろの花がはなやかに咲き乱れること」です。そこから、「各方面からすぐれた人物が多く輩出(はいしゅつ)し、それとともに時代を画(かく)すようなすばらしい作品や業績が一時期にたくさん現れてにぎやかなこと」ということも意味します。
皆さんは、できる。かならずできる。また、貴方は貴方でしかないのです。他人と比較する必要もないし、まして同じにならなくてよいのです。貴方にしか描けない絵をこれからは描いていってください。上手い下手よりも、自分が納得(なっとく)する絵を目指してください。
ただし、隣人に感謝することを決して忘れないでほしいのです。「どんなに優れた能力を持っていようとも、人間はひとりでは絶対に生きられません。」自分を大切にするのと同じくらい、隣にいる他人を大切にできる人間を目指してください。
最後に、保護者の皆様に一言お祝い申し上げます。
お子さんのご卒業 誠におめでとうございます。
たくましく成長された本日のお子さんの姿を見て、喜びもひとしおのことと存じます。私たち教職員に取りましても感慨(かんがい)深く、また、卒業生の姿は、たいへん誇れるものです。
それも、ひとえに本校にお寄せいただきました、保護者の皆様のご理解、ご支援の賜(たまもの)と深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
それでは、卒業生の皆さん。
中学校での皆さんの新たなる挑戦と益々(ますます)の活躍に、幸多かれと願いつつ、式辞といたします。
今まで、本当にありがとうございました。
令和二年三月十九日 一宮市立起小学校 校長 宮谷真一郎