6年・学校生活の様子 (12月18日)
- 公開日
- 2025/12/18
- 更新日
- 2025/12/18
6年
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未来への羅針盤「ドリームマップ」:自分らしい人生を主体的に描く
本校では、キャリア教育の一環として「ドリームマップ」作りに取り組んでいます。
ドリームマップとは、単に将来の職業を考えるだけのものではありません。「今の自分」と「自分の夢」を一枚の地図に表し、人生の航海図を描く非常に奥深い活動です。
授業では、以下の3つのステップを大切に進めています。
① 今の自分と向き合い、現在地を知る
まずは、今の自分が何を考え、何が好きで、どんな強みを持っているのかを整理します。夢という「目的地」を目指すためには、まず「自分の現在地」を正しく知ることがスタートです。自分自身を客観的に見つめることで、自己理解を深めます。
② 心の底から湧き上がる「目的地」を描く
「こうなったら幸せだな」「これをやってみたい!」という、自分の中から自然と湧き上がるワクワクする感情を大切にします。世間体や正解にとらわれず、自分にとっての本当の幸せや、挑戦したい目的地を自由な発想で描いていきます。
③ 夢に向かって「どう行動するか」を考える
目的地が決まったら、そこへ辿り着くためのルートを考えます。「今からできることは何か?」「どんな力をつければいいか?」と、具体的な行動に落とし込んでいきます。夢を「ただの憧れ」で終わらせず、実現可能なものとして捉え直すプロセスです。
幸せな人生を「自ら選ぶ」きっかけに
授業の中では、「夢を描くコツ」や「夢をかなえるコツ」についても学びます。
ドリームマップ作りを通して、児童たちは「自分の人生は、自分の力でより良く、幸せなものにしていけるんだ」という主体的な姿勢を学びました。
この活動が、児童一人ひとりにとって、自分らしい人生を力強く選び取っていくための大きなきっかけになることを願っています。