学校日記

大好き起っ子シリーズ64「〜世界で活躍する人になるために〜」令和3年3月2日(火)

公開日
2021/03/02
更新日
2021/03/02

起っ子

起っ子の皆さん、保護者の皆様、起っ子を支えてくださっている地域の皆様、こんにちは。現在、午後1時。気温8度。風、風速6m、降水量4mm、湿度84%です。
今日は「春の嵐」です。ここのところの気温上昇に伴い、一気に開花した梅の花が散ってはしないかとはらはらする午後です。
そのような中、明日、起小学校を卒業し、起っ子が進学した尾西第一中学校では「卒業証書授与式」が挙行されます。きっと会場は「百花繚乱」の状況で、晴れがましく、目出度い雰囲気に体育館が包まれるのでしょうね。
ただ思うことは、今年のコロナ対応に追われて、苦労した一年を振り返るとき、そして、そのなかでも自らの進路を決定し、「15の春」を迎えるための一年であったことを思うとき、「今年は大変だったね」と一言で片づけられない日々だっただろうと思います。
本当に大変でした。でも、よく乗り切ってきましたね。心から「耐雪梅花麗し」という言葉と共に、「おめでとう」の祝いの言葉を贈りたいと思います。
一方、本校でも卒業期になり、慌ただしくなってきています。先週も金曜日に「卒業を祝う会」が全学年の起っ子の手によって行われました。
当日はコロナ感染予防のために一堂に会する形式は止め、分散形式の実施となりましたが、取材にいらしていた「ICC街ネタプラス」の「ななみん」こと後藤七海さんも、あまりの感動に取材後には目を潤ませておられました。
「どんなに高価で優れたものより、一人一人の心がこもった贈り物は、こんなにも人を感動させるのだ。」
そんな声が聞こえてきそうな、午後の体育館でした。
心のこもった贈り物と言えば、もう一つ。地元の女性の方々から「卒業記念品」をいただきました。それは、「起っ子 明るい子 働く子 きまりよい子」という校訓に一つひとつ手作りの「トトロ」が添えられた「栞」です。
「これからの人生を起っ子としての誇りを持って進んでいってください」という温かいメッセージが伝わってきます。

作ってくださった皆さん、心からお礼を申し上げます。今まで、本当にお世話になりました。これからもよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。
令和二年度 一宮市立起小学校卒業生一同

周囲の皆さんに思われ、お祝いされている起っ子6年生は幸せです。この幸せを一人一人がじっくり噛みしめ、味わってください。そして、他の人の幸せをお手伝いできる心豊かな人への道をひたすら歩んでいってください。