大好き起っ子シリーズ63「〜世界で活躍する人になるために〜」令和3年2月1日(月)
- 公開日
- 2021/02/01
- 更新日
- 2021/02/01
起っ子
起っ子の皆さん、保護者の皆様、起っ子を支えてくださっている地域の皆様、おはようございます。現在、午前9時。気温3度。風、風速1m、降水量0mm、湿度54%です。
今朝は風のない穏やかな始まりとなった一方で、気温は氷点下まで下がり、随分寒い朝でした。通学路の脇の水たまりには氷が張り、身の縮むような朝でしたが、通学路で、廊下で、職員室ですれ違った起っ子は笑顔で、ぺこりとお辞儀をしてくれました。今朝の冷え込みとは裏腹に、心の中はほかほかほかほかとしてきて、どんな暖房機よりも心地よいなと感じた朝となりました。
さて、今朝は「朝礼」の様子をお伝えします。
本校では12月から「3密を防ぎながら、起っ子にメッセージを届けよう」プロジェクトに取り組んでいます。具体的には、表彰伝達の様子や校長講話、生活の目標など、これまで行ってきたものをZOOMで各学級に動画配信を行うものです。
直接会って、目を見て、起っ子の呼吸を感じながら……という具合には行きませんが、「できることをできるだけ」作戦としてはまずまずの出来栄えで、当初の戸惑いもなくなり、軌道に乗ってきました。
今回は今朝の「校長講話」についてお伝えします。
明日は「節分」となります。2月2日が節分となるのは124年ぶりだそうです。前回は明治30年2月2日でした。地球の公転の僅かなずれを修正するために「節分」の日が変わるそうです。ただ、元々「節分」が大みそかの日だったことを思うと、実に不思議な感じがします。
ところで、2月3日は「立春」となり、寒い冬に「春」が付く日というのも不思議に思いませんか。ちなみに1月1日は「初春」、2月12日は「春節」、3月20日は「春分」と、実に多くの「春」が用いられていることに気づきます。
「春」は「新しい、よいことを始める」にはとてもよいですね。これまでのことはともかく、新たに出発をする。いままであったこと、特に失敗や辛く悲しいことは忘れて、新しい可能性にかける。新たな願いを立てて、一歩踏み出す。とても前向きで、未来が広がる「春」です。
今はコロナウイルスやインフルエンザなどに罹らないように緊張する毎日を過ごしています。しかし、このようなことは辛い日々は永遠に続きません。「今、できることをできだけ」しっかりと行い、いずれやってくる温かく、穏やかで、素敵な日々を想像し、過ごしましょう。
合言葉は「帰ったら まずは 『手あらい』『うがい』と『歯みがき』を」です。