学校日記

大好き起っ子シリーズ17 「もう少しガマンできるかな」 令和2年4月30日(木)

公開日
2020/04/30
更新日
2020/04/30

起っ子

起っ子のみなさん、こんにちは。今日は少し動くだけでも汗ばむ陽気でした。今日はどのように過ごしましたか。朝日を浴びながら、お家の周りを散歩してみましたか。そろそろ田んぼのレンゲも終わりの時期が近づいてきました。そよ風に吹かれ、たくさん手を振ってくれているレンゲもおしまいです。朝の10分、気持ちのよい散歩をすることは心と体の健康のためにはとてもよいことです。マスクをし、車に気をつけて近くを歩いてみるのもよいですよ。
さて、なかなか新型コロナウイルスの感染は止まりませんね。本当に心配です。まして、お年寄りに感染させたら大変です。一緒に住んでいるかいないかではありません。起っ子の皆さんが結果的に感染したり、させたりしてはいけないのです。
そのようにならないようにと、お医者さんや看護師さんは、ずっと必死になって治療をなさっています。また、保健所の皆さんは起っ子や他の皆さんにうつらないようにと必死で毎日ものすごい数の検査をなさっています。
だから、本当は外で大きな声を出して友だちと遊びたいけど、好きな場所に行って好きなものを食べるためにお出かけしたいけど、今はみんなでガマンしているのです。
「こんなことぐらいいいよね」ではありませんね。「分からないから、注意されないからいいよね」でもありません。今は自分のしたいことをするときではありませんね。
必死で頑張っているお医者さん、看護師さん、保健所員さんのことを思ってください。新型コロナウイルスに感染するかもしれないという恐怖と闘いながら、必死で治療をなさっています。だから、「こんなことぐらいなら、今はガマンしよう」という強い人になってください。どうしても辛いことがあれば、いつでも学校に電話をかけてください。手紙でもいいですよ。一人で苦しまずに、先生たちにその話を聞かせてください。先生たちは、優しい、真に強い、思いやりのある起っ子を応援しています。
保護者の皆様へ
子どもたちにガマンをさせるのは忍びなくなってきていませんか。子どもたちがストレスを抱えている姿を見るのが辛くなってきていませんか。そうですよね。お日様のもとで思いっきり遊ばせてあげたいですよね。笑顔いっぱいの子どもの顔が毎日見たいですよね。だから、そのようなときが一刻も早く訪れることを願い、医療関係従事者の皆さんは献身的に医療に日夜奮闘なさっています。
そんな医療関係の皆さんのご尽力、そのご家族のご理解やご協力が身を結ぶように、私たち大人はしっかりと子どもの心と身体をコントロールしましょう。もし、子育てやしつけのことでお悩みをお持ちの保護者の皆様は、各相談機関はもちろん学校へも電話等で相談してください。
起っ子を起のみんなで育てましょう。優しく思いやりに満ちた強い起っ子を共に育てましょう。