みんなが安心して生活できるように〜感染症から身を守りましょう〜 令和元年12月13日(金)
- 公開日
- 2019/12/13
- 更新日
- 2019/12/13
起っ子
この時期は気温が急激に下がり、湿度も下がります。この地方は気象の変化に加えて、伊吹颪が吹くため、より一層寒さが身に応える季節となります。そのため、外出から戻った際には、少しでも早く暖を取ろうとし、外気を遮断し、暖房器具でお部屋を温めます。その結果、お部屋は温まり、気持ちもリラックスし、辛い冬が少し好きになります。
一方、このようなことを日常的に行う季節だからこそ、暖房でお部屋を温める際に気をつけていただきたいことがあります。それは、感染症予防です。
本校では、先月児童がインフルエンザにかかってしまったので、11月28日付で各家庭に「インフルエンザ予防のお願い」を配らせていただきました。各家庭のご協力もあり、インフルエンザの流行には至っていません。しかし、今はインフルエンザとともに水疱瘡の流行を心配しています。インフルエンザと同時期に水疱瘡の罹患も確認しました。インフルエンザと違い、水疱瘡は潜伏期間が2〜3週間と長いため、油断できません。また、昨年の12月に三重県で「麻しん」の爆発的な感染が起きたことを覚えておられる方も多いと思います。
この時期はクリスマスや年末年始のワクワクするような催しが各地で開かれるため、人々は寒さから身を守れる室内に集まってイベントを楽しみます。このような場所や機会に感染する可能性が実は高いのです。それは、ウイルスが生き延びるのに適した条件を満たしているからです。
今、受験生がいる家庭では、一分一秒を惜しんで勉強に励む我が子を、家族で全力で応援をしている真っ最中です。また、新たな命を体内に宿したお母さん方は、お腹の子どもが無事育つようにと極力人込みを避ける生活をなさっています。さらに、御歳を召した年配者が暮らす家庭では、風邪一つこじらせないようにと気をつけて生活なさっています。
起に住むどの家庭の皆さんも安心して生活できるように、起小学校では「自分の身を自分で守ることは、周囲の人々の安心にもつながる」という言葉を合言葉に「手洗い、うがいの励行」や「快眠、快食、快便」が当たり前のこととしてできるようにと、全校上げて取り組んでいます。是非、ご家庭でも子どもたちと共に行っていただき、「皆が安心して暮らせる町づくり活動」への参加をお願いしたいと思います。