校内人権週間(朝礼より) (12/5)
- 公開日
- 2022/12/05
- 更新日
- 2022/12/05
校長室から
12月4日(日)から12月10日(土)までは人権週間です。それを受けて大和西小学校では、5日(月)から9日(金)までを校内人権週間としています。これを機会に改めて人権について考える一週間としたいと思います。
今日はオンライン朝礼で以下のような話をしました。
(朝礼より)
今日は、みなさんに1枚の絵を見てもらいます。
みなさん、この絵を見てどう思いましたか?
「ヒツジをつきとばして、オオカミは悪いやつだ」
「オオカミはいけないことをしている」 そう見えますね。
では、もう1枚絵を見てください。
「オオカミは落ちてくる岩からヒツジを助けようとしていたのか」
「オオカミは優しい」と思った人もいるのではないでしょうか。
同じ場面でも、一部分だけを見たときと、広い範囲を見たときでは、感じ方が変わることがあります。広い範囲を見ると、見えていなかったものが見えることもあります。
先ほどの絵も、一部分だとオオカミは悪く見えるけど、広い範囲で見るとオオカミの優しいところが見えました。
みなさんも、ともだちの一部分だけを見て、きらいだなと思ったり、ひとつだけのできごとで、相手のことを決めつけてしまったりすることはありませんか。ともだちのことをいろいろ見たり、少し広い範囲で見たりすると、今まで見えなかったことが見えてくるかもしれません。
今週は、大和西小学校人権週間です。人権は「ここにいる全員が 明るく楽しい生活をおくる権利」です。これは生まれたときからみんなが持っているとても大切な権利です。
ですが、いじめがあったり、仲間はずれがあったりすると、楽しくなくて悲しい気持ちになりますね。いじめや仲間はずれは絶対にあってはいけません。
まわりにいる人のいろんなところを、広い範囲で見て、よいところを見つけるようにしましょう。大和西小学校のみなさんひとりひとりが、思いやりと優しい心を忘れず、自分のこともまわりの人のことも大切にできることを校長先生は願っています。そして、いつも言うように、みんなが笑顔で元気に楽しい毎日を過ごせるよう、先生たちも全力で応援しています。