8.8 丹陽小学校流域貯留施設
- 公開日
- 2014/08/08
- 更新日
- 2014/08/08
今日の一こま
朝の大雨のため、運動場はまだ池のような状態です。近年、都市化の進展により、雨水をためたり、しみ込ませたりする機能を持った田畑が減ってきています。このため、雨水が短時間で河川や水路などに流れ込み、浸水被害が頻発しているなか、平成12年9月に一宮市などを襲った東海豪雨は多大な浸水被害をもたらしました。このようなことから、これからの治水対策は、河川改修などの河川対策だけでなく、流域からの雨水の流出を抑制する流域対策が必要となってきました。こうした背景から、一宮市では、ハード的な流域対策として、小中学校の敷地内に降った雨水をグラウンドなどに低水深で一時的にためる貯留施設を平成14年度から築造しています。この施設は河川などへの雨水の流出を抑制し、出水被害の軽減を図ることに役立っています。本校は平成19年に完成し、1,026立方メートルの貯留量があります。