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学校日記

4.13 令和4年度スタート、「心をこめて」(任命式での校長先生のお話)

公開日
2022/04/13
更新日
2022/04/13

人権教育・いじめ対策

任命式での校長先生のお話を紹介します。
以下がその内容です。

 今、各学級の代表の人に任命状を渡しました。
 本格的に令和4年度の学級組織がスタートします。リーダーの皆さんは責任を感じて心を込めて話をしたり、行動をしたりしていきましょう。また、そのほかの人はフォロワーとして、アイディアを出したり、リーダーからの指示をよく聞いたりして、心を込めて協力し、より良い学級、学年、学校を作っていきましょう。
 今日は、心を込めて話をしたり、行動をしたりする という話をしたいと思います。
 みなさんは、ペットを飼っていますか?先生は、ウサギを飼っています。モコという名前です。かわいいでしょう?でも、ウサギはあまり賢くないようで、犬のようにはしつけることがなかなかできません。「おすわり」「おて」のような芸はできないのです。
それでも、機嫌がいいと、10回のうち8回くらいは「ちょうだい」をしますが、おいしいおやつがほしいだけです。
 もっともっと調子がいいと、10回のうち1回ぐらいは、「こっちにおいで」というと来ることがありますが、気まぐれです。
先生は、毎日欠かさずモコのトイレ掃除をします。動物モコはおしっこなど、自分のにおいが好きなので、トイレを掃除すると怒って先生の手を噛みます。先生が心を込めて掃除をしても、先生の気持ちが分からなないのです。
 みなさんは、リーダーや先生が「静かに」と言ったら素直に「はい」とすぐに行動できますか?丹陽小の児童は、リーダーや先生に言われたことをきちんと行える「いい子」ばかりだと思いますが、ただ単に言われたとおりに動くのではなく、どうして今、そうするのかをよく考えてほしいと思います。
  給食の時間、先生たちは細かく約束事を決めて、指示をしますね。できるだけ早く、みなさんが給食を食べられるようにするために、考えてくれています。
 どんなときも、先生の言葉の裏にある意味を考えてください。そうすれば、先生がいなくても、指示がなくても、自分たちで正しく判断して行動できるようになると思います。
私たち人間は考えることができます。心を込めて言葉をかけてくれる人の気持ちにこたえ、行動することも、心を込めるということだと先生は思います。
 丹陽小の子は、人が言葉や行動に込めた心、気持ちがわかる人であってほしい、そして、その気持ちにこたえ、心を込めて行動できる人であってほしいと思います。
そうすれば、丹陽小はもっともっと笑顔と元気にあふれるより良い学校になりますね。
 マスクでしっかりと鼻まで隠して、新学期をがんばっていきましょう!