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学校日記

3.18 第75回卒業式

公開日
2022/03/18
更新日
2022/03/18

今日の一こま

 本日無事に第75回卒業式を挙行することができました。69名の卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

 以下は、校長先生が卒業式でお話しされた励ましの言葉です。

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 丹陽小学校の卒業式を迎える、卒業生69名の巣立ちをお祝いできる喜びに、感謝申し上げます。

 卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。
 皆さんが、日に日に凛々しい表情を見せ、いよいよ卒業の時を迎えることができ、私は心より嬉しく思っております。そして、先ほど6年間の成長の証である卒業証書を受け取る場面がございましたが、その姿は「さすが卒業生」と思うとともに「小学校生活を通して大きく成長している」ことを強く感じることができました。
 皆さんと出会ってからの2年間は、マスクをした顔を見る毎日でした。そのような中でも、話しかけると笑顔で応え、低学年の子への思いやりの気持ちを忘れない皆さんは、丹陽小学校の中心として、かけがえのない存在でした。
 1年生の子の手を優しくつないで歩く姿、困っている子を見るとすぐに声をかける姿、楽しみ方を工夫しながらコロナ禍でも上手に活動する姿。皆さんの成長した一面を見ることが多くありました。

 今の皆さんに伝えたいことがあります。

「これから どんな道を歩くかは それぞれに違います。
 今まで通ってきた道は
 どれも 自分自身で 選んできた 道です。
 これから通る道は
 どれも 自分自身で 選んでいく 道です。
 自分が 決めた ことなのです。
 そして 自分が 決める ことなのです。
 例え 人に言われて 決めたとしても
 それは 人に言われて 決めることを
 自分自身で 選んだ ことなのです。
 だから 責任をもって 行動する必要があります。
 私たちは 自分の意志をもって 動いているのです。
 うまくいったときは 自分を大いに 褒めてください。
 うまくいかなかったとしても 
 どこで うまくいかなかったかを 振り返り
 次の行動に 生かすことができれば
 それで また 新しい道が 開けます。
 大事なことは 何度でも やり直す心を
 持ち続けることです。
 あきらめないで 時には 人を頼って
 行動してみることです。
 立ち止まっても また 進むための体力をつけ
 新鮮な気持ちで 歩みを 始めることなのです。
 力強く たくましく 生きていくことができる。
 だからこそ 人は 尊いのです。」

 お互いに尊重し合って、これからの人生を大いに楽しんで生きてください。

 『笑顔 元気 心をこめて』の合言葉、大きなケヤキの木から作られた大太鼓、丹陽小  学校の「風と音」、全てが皆さんの思い出の一ページとして、心に残るものとなることを願っています。
 新しい旅立ちの時がきました。卒業生の皆さんの大いなる前途を祝して、私の式辞といたします。