4月7日 始業式の話
- 公開日
- 2021/04/07
- 更新日
- 2021/04/07
今日の一こま
令和3年度は、児童数が332名でスタートしました。
今日の新任式・始業式は、オンラインで行いました。
最初に、新しく丹陽小学校へ転任した先生から話を聞きました。
次に、始業式を行いました。始業式での校長先生の話は以下のようでした。
〜校長先生の話〜
さあ、いよいよ令和3年度のスタートです。新しい学年、学級で一生懸命頑張ろうとする気持ちが、皆さんの姿からとてもよく伝わってきます。
新型コロナウイルスの感染が拡大して、マスクをして生活をするようになってから、一年以上が過ぎています。丁度、一年前にこの学校へ赴任してから、マスクをつけた生活が続いていますので、私の顔も、丹陽小学校の皆さんの顔も、マスクをとって見合うことがありませんでしたね。早く皆さんの顔を感染症の心配をしないで、思い切り見たいと思っています。
さて、昨年までの授業中の様子を見て、先生や友達の話をよく聞いて、自分の意見をしっかりともって、ノートやプリントに書いたり、皆の前で話したりする姿を見ていると、これからの皆さんの成長が楽しみになったものです。
昨日は、新1年生の子どもたちが丹陽小学校に入学してきました。どの学年の皆さんも、一つずつ学年が上がり、立派なお兄さん、お姉さんになりました。
そこで、これから話すことをよく聞いて、今よりもさらに、素敵な人に成長してほしいと思います。
皆さんは、水泳で活躍している『池江璃花子』選手を知っていますか?
『池江璃花子』選手は、水泳選手として、世界で活躍する、とても素晴らしい選手でした。まだ、18歳の若さで、水泳をこのまま続けられるかどうか分からない、とても重い病気にかかり、闘病生活を送っていました。毎日毎日、病気と闘い、周りの人々の協力もあって、病気に打ち勝つことができたので、水泳選手として皆の前に戻ってきました。戻ってきたことだけでも、私たちは、とても喜び、素晴らしいことだと涙して喜びましたが、『池江璃花子』選手は、さらに、強い心と身体能力を持つ、とびぬけた魅力をもつ選手でした。つい先日、東京オリンピックの400メートルメドレーリレーの代表に内定したことで、世界中に喜びと希望を与え、世界中から祝福されました。
努力と才能によって、多くの人々の心を動かすことができるなんて、とても素敵なことですね。本当に尊敬できる、かっこいい人だと私は思います。「自分がすごくつらくてしんどくても、努力は必ず報われるんだなというふうに思いました」と『池江璃花子』選手が話していますが、私は、努力も才能の一つだと思っています。
そして、『池江璃花子』選手の場合は、周りの人を大切にしていたからこそ、周りの人から愛され、周りの人から助けられました。また、自分自身を信じて、自分自身を大切にしていたからこそ、世界中の人々から祝福を受けることができたのだと思います。
どの人にも、どんな状況に置かれても、誰もが皆、多くの才能と可能性を秘めています。そんな未来のある大切な友達を傷つけることはあってはいけません。そんな未来のある大切な自分を傷つけることがあってはいけません。
その一人は、とても大切な一人だからです。
丹陽小学校の合言葉、「笑顔 元気 心をこめて」という言葉にもあるように、その一人の「笑顔」、その一人の「元気」を大切にして、「心をこめて」人に接することができるようになってほしいと思います。
そして、ますます賢い子どもたちに成長して欲しいと願っています。
以上の話の後、児童会役員の任命式を行いました。児童会の役員の皆さんを始め、全校児童が「笑顔」で「元気」に登校できるように、職員一同、一丸となって取り組みます。どうぞご協力の程、よろしくお願い致します。