学校日記

7月20日(水) 夏休みに心がけてほしいこと(1学期終業式 式辞より)

公開日
2022/07/20
更新日
2022/07/20

校長室より

 終業式で、以下のことを生徒に話しました。

 明日から42日間の長い夏休みが始まる。この夏休みに心がけてほしいことが2つある。
 1つ目は、この長い休みを使って「何かを続けてやる」ことに挑戦してほしい。私の中学時代の友人が3年生の2学期から急に苦手な英語の成績が伸びた。理由を尋ねると、夏休み中、1年生の最初の内容から英語を総復習し、苦手を克服したのだそうだ。
 「苦手な教科を毎日勉強する」という学習面ばかりではなく、「部活動の基礎固めとして素振りを毎日行う」「家の庭掃除を続ける」など、自分で何かを決めて続けてほしい。最初はうまくいかなかったり苦しかったりするかもしれないが、続けてやる中でそのコツをつかんだり、どうしたらうまくできるか考えるようになったりする。また、続けてできたことで自分に自信が持てるようになる。小さな自信かもしれないが、その積み重ねが大きな成果につながっていく。
 2つ目は、「命を大切にする」ということである。こまめな水分や塩分の補給、食事や睡眠を十分にとり丈夫な体づくりをして熱中症を予防してほしい。マスクの着用や手洗いなどをしっかり行い、感染防止に努めてほしい。川や池での水難事故、交通事故には十分気をつけてほしい。特に交通事故を起こさないようにしてほしい。自転車に乗るときは、ヘルメットの着用、確実な一時停止など、交通ルールやマナーをしっかり守り、事故の被害者にも加害者にもならないようにして、自分も他の人の命も守ってほしい。
 また、仲間はずれやいじめなどで、誰かの心を傷つけることは絶対にやめてほしい。もし、困ったことや悩み事があったら、一人で悩まずに、家族や友達、先生にぜひ相談してほしい。周りには心強い味方がたくさんいるので、何があっても命を大切にしてほしい。
 「何かを続けてやる」「命を大切にする」を心がけて、充実した夏休みにしてくれることを願っている。