学校日記

11月10日(月) 記憶を維持するには(学校集会より)

公開日
2025/11/10
更新日
2025/11/10

校長室より

 学校集会で、学習の仕方で記憶に差が出るという実験結果を紹介し、以下のように生徒に話しました。

 記憶を維持するには、何問覚え直したかよりも、何問再テストを行ったかが重要である。つまり頭に入れる作業よりも、記憶したことを引き出す作業の方が記憶に残りやすい。脳には、勉強以外にも様々な情報が入ってくる。しかしそれを全て覚えておくことはできない。ではどうやって必要かどうかを決めているのかというと、脳から引き出す回数が多いものを重視しているのである。

 教科書を何度も読んで覚える作業に時間をかけるよりも、問題集を何度も解く復習の方が効果的だということである。また、学習した内容を思い出して書き出したり、友だちと問題を出し合い、説明したりすると効果があるので、ぜひ試してみてほしい。


 来週から始まる2学期末テストに向けてしっかり準備をして臨んでほしい。