学校日記

4月28日(月)言葉の力【校長講話】

公開日
2025/04/28
更新日
2025/04/28

校長室より

今日は「言葉の力」について話をしました。(一部抜粋)

普段何気なく使っている言葉には、そのとき、そのときの「心」に包まれています。そのため、言葉の端々には「心」が見えるのです。 

例えば、皆さんが名前を呼ばれたときに「はい」の返事一つにも、そのときの声や抑揚が大きくかかわって大きく違ってきます。

キャッチボールになれば、相手の人は受け取りやすい、思いやりを含んだ言葉になって伝わり、相手との仲はさらによくなります。しかし、ドッジボールになってしまうと、相手に言葉のボールをぶつけて、やっつけてしまうという感情がはたらき、結果的に相手を傷つけることになります。

言葉は便利ですが、気づかないうちに相手の心を突き刺す「とげ」になっていないか考えることが必要です。

言葉は、ときには人を救い、また人を傷つけ、ときには人を喜ばせ、また人を悲しませる不思議な魔力をもっています。

もう一度、自分が使っている言葉を大切にしてください。