9月30日(月)校長講話「睡眠の質を高める」
- 公開日
- 2024/09/30
- 更新日
- 2024/09/30
校長室より
一部抜粋
今日は、「睡眠の質」について話をします。
皆さんは一日、何時間眠っていますか?
推奨される中学生の睡眠時間は8〜10時間といわれています。それだけ眠っていますか?
なぜ、睡眠は必要なのでしょうか?
まずは疲労回復です。
アスリートは日本人の平均睡眠時間に比べると50分も多いそうです。それだけ、疲労回復に要する睡眠が必要になります。
次に、記憶の定着です。寝ているときに、脳は大切だと思うものを記憶しています。この時間が必要です。脳も体と同じように疲労するため、睡眠で回復作業をします。
3つ目は「寝る子は育つ」というように、寝ているときに成長ホルモンがたくさん分泌されます。
4つ目は免疫力を高めてくれます。体調が崩れやすい人の中には、睡眠時間が足りていない人が多いのはこういった理由もあります。
どうしても睡眠時間が確保できない人もいると思います。
そこで、先生が見つけた本の中の一部を紹介します。
ここで一番大切なのは、「睡眠の質」を高めるという考えです。
たくさんある方法の中で、1つ紹介します。
それは、「眠る90分前に入浴する」ことです。90分前です。
人は体温が下がった時に眠くなります。このタイミングで入浴し、布団に入ると寝始めの90分が「ゴールデンタイム」になり、一気に睡眠の質を上げ、心地よい眠りと目覚めのよい朝を提供してくれるようです。
その際に、靴下をはかないとも書かれています。素足で眠ることで足から熱を逃がす働きを促すためです。
また、寝始めにスマホの光などの刺激を受けると、脳は興奮状態になりこの貴重なゴールデンタイムを邪魔してしまうようです。
ぜひ、ゴールデンタイムを作るために、就寝90分前の入浴を意識してみてください。
大谷選手はこの「睡眠の質」や「睡眠時間」をとても大切にしています。
大谷選手のように10〜12時間も睡眠時間を確保できない人も、「睡眠の質」を高める意識をしてみてください。