4月7日(金) 入学式【校長室より】
- 公開日
- 2023/04/07
- 更新日
- 2023/04/07
校長室より
本日、令和5年度の入学式を行い、142名の新1年生を迎えました。
新しい環境で緊張もあったと思いますが、中学校生活を思いっきり満喫できるように、葉栗中の教職員が一致団結してサポートしていきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
【式辞の一部を紹介します】
さて、みなさんはどんな気持ちで今日の入学式を迎えたでしょうか。今日の朝、目を覚ましたとき、家を出たとき、きっといつもと違う緊張した気持ちで一杯だったのではないでしょうか。「葉栗中学校はどんな学校かな」「同じクラスにはだれがいるかな」「担任の先生はどんな人だろう」など、新たな気持ちで登校したのではないかと思います。私は「葉栗中学校の生徒のみなさんと先生方が、今日も学校に来て良かった。楽しかった。」と言えるような学校にしていきたいと考えています。
そのために、みなさんに実行して欲しいことを、三つ話します。
一つ目は、葉栗中学校の合言葉である『凡事徹底』です。「凡事」とは「当たり前のこと」、「徹底」とは「最後までやりきる」という意味です。『凡事徹底』とは、「当たり前のことを、手を抜かず最後までやりきる」ということです。では、当たり前のこととはどんなことでしょうか。例えば、あいさつをする、人の話をしっかり聴く、時間を守る、掃除をするなど、みなさんが普通に思いつくことです。これらの当り前のことを最後までやりきることができる人は、まわりから信頼される人となります。
二つ目は、具体的な目標を立てて、中学校生活を送ってほしいということです。小学校と中学校の一番大きな違いは、私は卒業した後のことが、決まっているのか、決まっていないのかだと思っています。中学校を卒業した後のことは、何も決まっていません。中学校の三年間をかけて、自分で決めていくのです。めざすものがなければそこにたどり着くことはできません。日ごろから具体的な目標を立てて、チャレンジする習慣を身につけてください。
三つ目は、常に「思いやりの心」をもって生活してほしいということです。学校はみんなで一緒に学習し、生活する場所です。学校には、それぞれ個性や特徴が違う仲間がたくさんいます。そんな仲間どうしが、助け合ったり、支え合ったりするのが学校です。そこで、大切になってくるのが「思いやりの心」です。自分も他の人も、ともにかけがえのない人間であるという気持ちをもつことが大切です。みなさんが、このような人間愛に満ちあふれた人として成長することを、心から期待しています。