7月18日(金)人それぞれに花あり【校長講話】
- 公開日
- 2025/07/18
- 更新日
- 2025/07/18
校長室より
終業式の校長講話で以下の話をしました。(一部省略)
「人それぞれに花あり」という言葉があります。
「人」とは皆さんのことです。「花」とは、皆さんがもっているよさや可能性のことです。
人のよさや可能性には、花の色や形が違うように、誰一人として同じものはありません。花には、人の目をひく花もあれば、じっと見ているとそのよさがわかる花もあります。まさに、十人十色なのです。
花が根っこから水分を吸い上げ、葉が養分を作り出すように、日々の勉強や生活から新しい知識や体験を吸収し、自分にしかない、「知恵の花」や「心の花」を咲かせたり、その準備をしたりすることができたのではないでしょうか。日々の様子を見ていてそう感じています。
明日から夏休みに入ります。8時昇降口通過はありません。チャイムで学習や休憩の切り替えもありません。お昼の決まった時間に給食を食べることもありません。
毎日、課題を提出することもありません。そう考えると、夏休みを過ごすことは結構大変なことかもしれません。
自分で計画を立て、生活リズムをつくり、40日間ほどを過ごすことになります。
夏休みはふだんできないことや、学校だけでは学べないことにチャレンジする機会にしてみましょう。3年生の皆さんは上級学校をたくさん見学し、目標を具体的にイメージしていきましょう。計画や行動に移すのは、皆さんです。
最後に、交通事故や犯罪、水の事故などから「自分の命は自分で守る」意識をもって生活してほしいと強く願います。
「人それぞれに花あり」
どうか、あなたらしく、根をしっかり張り、茎を太くし、たくさんの葉や花をつけられる有意義な夏休みにしていきましょう。