中部中日記

5月2日(月)「サクランボ」がなる桜ってどんな桜?  (校長先生より)

公開日
2022/05/02
更新日
2022/05/02

校長室

中中生のみなさん、桜の花といえば春の代名詞のような植物です。そんな美しい花が終わったらサクランボの実がなる桜があることを知っていますか。
もしかしたらスーパーでパックに入った「サクランボ」しか知らなくて、木になる様子を見たことがないという人がいるかもしれませんね。

日本で育てられているサクランボの実がなる木は、ほとんどがセイヨウミザクラ(西洋実桜)という種類になるそうです。このサクランボの木に咲く花は白のみだそうですから、ピンクの花が咲いている桜はサクランボの実がなりません。

校長先生の家の庭にはサクランボの実がなる木があって、大きな植木鉢に植えてあったのですが、植木鉢の底を突き破って地面に根を張ってしまったようです。今年もずいぶん前に花を咲かせていましたが、確かに花は白色でした。

最近暖かくなってきたのでサクランボの実が赤くなってきました。そうしたら、鳥がそのサクランボの実をねらっていて、すきをみては食べていることがわかりました。このままでは鳥においしいサクランボの実を食べられてしまうので、昨日急いでまだ完全には赤くない実まで収穫して食べてみました。少し酸っぱい実もありましたが、赤く色づいた実は甘くておいしかったです。

中部中学校のプールの前にある桜も毎年小さな実をつけますが、サクランボのような大きな実にはなりません。一度プール前の桜も観察してみてください。ただし、葉桜になると毛虫がでてきます。これは毛虫が桜の葉を好むためです。これからは、毛虫に注意です。