中部中日記

10月16日(土)銀杏(ぎんなん)  (校長先生より)

公開日
2021/10/16
更新日
2021/10/16

校長室

今日、午前中に祖父江町の近くの産直広場にお買い物にいったら「銀杏(ぎんなん)」が大量に売られていました。祖父江町といえば、「銀杏(ぎんなん)」の産地として有名ですね。
さっそく割れ目をつけ、茶封筒にいれて電子レンジで「チーン」として塩をふって食べました。とてもおいしかったです。

中中生のみなさんは「銀杏(ぎんなん)」を食べたことがありますか。よく茶碗蒸しを食べると、中に入っている黄緑色のものです。 
秋になると公園や道路のイチョウの葉が黄色くなります。しばらくすると、葉はいっせいに散って、木の下は黄色い葉っぱのじゅうたんのようになります。

 そのイチョウのじゅうたんの上を歩いていると、とてもくさいにおいがする時があります。これは、イチョウの葉っぱのにおいではなく、イチョウの種のにおいです。イチョウは秋になると、ぷよぷよした皮におおわれた種を落としますが、この種の皮がくさいのです。  種の皮がなぜくさいのかははっきりとはわかっていないそうですが、他の動物に食べられないためだと考えられているそうです。種を食べられると、イチョウは子孫を残せなくなってしまうので、くさいにおいで動物たちがよってこないようにしているということです。

 イチョウの種の殻をわると、中には薄緑色をしたやわらかい「銀杏(ぎんなん)」が入っています。このギンナンは栄養がたっぷりで、茶碗蒸しの具にしたり、いって塩をふって食べたりします。

とてもおいしいので季節になると校長先生は祖父江町の近くの産直広場に行ってよく買ってきて食べます。一宮市のお隣の稲沢市の祖父江町が「ギンナン」の産地でとても有名です。中中生のみなさんもぜひ一度「銀杏(ぎんなん)」を味わってみてください。