中部中日記

11月23日(日・祝) 今日は『勤労感謝の日』 意味を知って、感謝を伝えよう!

公開日
2025/11/23
更新日
2025/11/23

校長室

中中生のみなさん、4連休の3日目、今日は勤労感謝の日です!元気に過ごせているでしょうか。「今日も祝日だから休み!」と喜んでいる人がほとんどだと思いますが、この日が一体どんな意味を持っているのか、知っていますか?ただ休むだけでなく、この祝日を自分の成長や周りの人への感謝につなげて、有意義に過ごしてみましょう!


【勤労感謝の日のホントの意味】

勤労感謝の日は、元々、昔の日本では「新嘗祭(にいなめさい)」という、その年に収穫された穀物を神様に捧げて感謝するお祭りでした。これが戦後に「勤労感謝の日」という名前になり、「働くことを尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」として定められました。


「勤労」とは何でしょうか?学校の勉強、部活動、家のお手伝い、そしてみなさんの日々の生活を支えている大人たちの仕事、すべてが「勤労」です。


「感謝」とは何に?みなさんの生活は、両親、先生、地域のみなさん、そして社会のさまざまな場所で働くたくさんの人たちの努力によって成り立っています。この日は、そのすべての人への感謝を再確認する日なのです。


【中学生のみなさんがこの日を「有意義」に過ごす3つのヒント】

「せっかくの休み、どう過ごせば有意義になる?」というみなさんに、実践できる例を紹介します。


1. 身近な「勤労」に感謝を伝える

今日一日は、いつもみなさんのために頑張ってくれている人に、特別な感謝を伝えてみましょう。

◇家族へ◇

・いつもはしない家事を一つ手伝う(夕食作り、部屋の掃除、お風呂掃除など)。

・「いつもありがとう」のメッセージを、直接、または手紙で伝える。

◇社会へ◇

・地域をきれいに保っている清掃員の方や、安全を守る警察官・消防士の方々へ、心の中で感謝を込める。


2. 自分の「勤労」を見つめ直す

みなさんの「勤労」は、学校での勉強や部活動です。将来の夢に向かって努力することも立派な「勤労」です。

◇自己投資の時間にする◇

・普段手がつけられない苦手科目の復習や、読書、新しいスキル(プログラミング、英単語など)を学ぶ時間にしてみる。

◇体と心を休ませる◇

・ただダラダラ過ごすのではなく、趣味に集中したり、自然の中でリフレッシュ(「自然界隈(しぜんかいわい)」がニュースでも紹介されていますね)したりするなど、次の勤労(明日からの学校生活)に向けて、質の高い休息をとる。


3. 「生産」に触れてみる

勤労感謝の日のテーマには「生産を祝う」という側面もあります。

◇料理にチャレンジ◇

・自分で食材を切ったり、焼いたりして、食べ物ができる「生産」の過程に触れてみる。

◇ものづくり◇

・DIYや絵を描くなど、何か新しいものを「生み出す」体験をしてみる。


【先生たちからのメッセージ】

勤労感謝の日は、誰かにやらされるのではなく、自ら行動を起こして感謝を伝えるチャンスです。今日という一日を通して、皆さんの周りにある「当たり前」の生活が、たくさんの人の努力で支えられていることに改めて気づけるといいなと思います。そして、その感謝の気持ちを、明後日からの学校生活での「頑張り」に変えていきましょう!