学校日記

6/18 朝礼(「一流のプロ」)

公開日
2018/06/18
更新日
2018/06/18

できごと

〜校長先生のお話より〜

 世の中には立派な仕事をする人がどの分野にもいます。「一流のプロ」と呼ばれる人達です。その人達には共通点があります。それは仕事で使う道具をとても大切にするということです。コックさんなら使った鍋をピカピカに磨き上げ整頓して片付けます。大工さんも同じです。一流のプロと呼ばれる人は、みんな道具を磨き、きちんと整頓しておくのです。それは次の日仕事をする時、整頓してあるとすぐ仕事の取りかかることができるし、磨かれた道具で美しい仕事ができるからです。
 また、あるプロ野球の一流選手が、小学生から「どうやったら野球が上手になりますか?」と聞かれた時、「バットやグローブなどの道具を大切にすることだよ。」と答えたそうです。そして、「バットやグローブをいつもきちんと使えるように準備しておくこと」、そして、「その道具を使えることに感謝をすること」、これが野球が上手くなる「こつ」だと言っています。上手になるためには、道具を大事にしないとだめなのですね。
 では、皆さんの場合は、どうでしょうか。
コックさんの鍋、大工さんの道具、プロ野球選手のバットやグローブにあたる道具…、つまり、勉強で使う鉛筆や消しゴムなどを大事にしていますか。買ったばかりで、新しい時は大事にするけれども、しばらくたつと、鉛筆を落としたり消しゴムをなくしたりしていませんか。また、鉛筆はいつでも使えるように削っていますか。教科書やノート、プリントを大事にしていますか?
 どんなことでも、できるようになるには、道具を大事にしないといけません。皆さんも道具を大事にして、勉強の「一流のプロ」をめざしましょう。