12月4日 大震災1,000日に思う
- 公開日
- 2013/12/04
- 更新日
- 2013/12/04
保健室
手元に全国養護教諭連絡協議会報が届きました。
その中から、震災でたくさんの死と向き合った、福島の先生のことばをご紹介したいと思います。
「命の大切さを問うときに、必ず命をいただいたとき(命の誕生)とその命の終わるとき(命のゴール)、生と死を考えなければいけません。だからこそ、今が大切であり、どうすれば心も体も健康で、生き生きと幸せな日々を送ることができるのかを、未来の福島を支えていく子どもたちに伝えていかなくてはならないと思います。
津波で流され何もなくなった沿岸部にも草や花が生えてきました。私たちは家族や仲間、生活や心など震災により失ったものがたくさんあります。でも時は流れ少しずつ前に進んでいます。子どもたちそれぞれが置かれたところできちんと根付いて咲くことができ、心身ともに落ち着いて生活できるよう養護教諭として今できること、すべきことを常に考え子どもたちに寄り添い、最善を尽くしていきたいと思います」
この記事を読み、今なお、大変な状況下で勤務してされていることを想像するとともに、子どもたちの健康を願う同職として思いを新たにしました。