終業式の話 (7/20)
- 公開日
- 2023/07/20
- 更新日
- 2023/07/20
校長室から
今日はオンラインで終業式を行いました。終業式での話を紹介します。
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今日で1学期が終わります。学年が一つずつ上がり、みなさんは元気に1学期を過ごせたと思います。校長先生が入学式や始業式に話したことを覚えていますか。みなさんに二つのことを話しました。
ひとつは、「笑顔」です。「笑顔」になるためには、なんでも一生懸命にすること、友達の嫌がることをしないことです。みなさんは笑顔でいることができましたか?周りの人も笑顔にすることができましたか?
ふたつめは「あいさつ」です。コロナが落ち着いてきたので、マスクを外したり、声を出したりすることができるようになりました。みなさんの元気なあいさつをとてもうれしく思っています。学校に来るお客様や、地域の方、見守り隊の方にもあいさつをほめてもらうことが多くなりました。とてもうれしいです。あいさつをするだけで元気になれたりうれしくなったりします。これからも元気なあいさつを続けましょう。
1年生は72日、2年生から6年生までは71日、学校で過ごしました。みなさん、頑張った1学期、全員が成長をしたと思います。できるようになったこともたくさんあると思います。明日から夏休みに入ります。夏休みは42日あります。楽しみですね。みなさんどんな夏休みにしたいですか?
まずは、夏休み中、元気に過ごしてください。感染症や熱中症、けがなどに気をつけて生活するようにしてください。そして、「交通事故」や「水の事故」に絶対にあわないように、危険なところに近づかないようにしてください。
心の元気も大切です。いやなことがあった時などは誰か相談できる人に相談して、一人で悩まないようにしましょう。
「大切な命を守る」これは絶対にお願いします。
みなさんに1枚の写真を見せます。小田凱人(ときと)さんです。車いすテニスの選手ですが、テニスの世界での大きな大会は4つありますが、そのうち2つで優勝をしています。なぜ、この小田さんは一宮市出身で、2006年生まれ、まだ17歳になったばかりです。小田さんは小学生のころはプロサッカー選手をめざすサッカー少年だったそうです。しかし、9歳の時に骨肉腫という骨の病気になり、足が不自由になったので、サッカーはあきらめるしかありませんでした。しかし、小田さんは車いすテニスに挑戦し、史上最年少優勝、史上最年少世界ランク1位という記録を持っています。きっと、想像できないほどのリハビリや練習、努力をしてきたのだと思います。でも、自分の弱い部分や苦手な部分を見るのではなく、自分の強い部分や得意な部分を見て、がんばってきたのだと思います。
みなさんにも、自分の弱いところや苦手なことはあると思います。でも、それだけを見るのではなく、自分の強いところや得意なことを見て、がんばれる人でいてほしいと思います。
この長い夏休み、自分のよいところをたくさん発見してください。よいところみつけの42日間。いくつ見つけることができるでしょうか。
出校日、そして2学期、皆さんが校長先生の大好きな笑顔で元気に学校に来てくれることを楽しみにしています。
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自分のよいところをたくさん発見できるような夏休みになるといいなと思います。ご家庭でも、話題にしていただけるようお願いいたします。