学校日記

素敵な読み聞かせを楽しみました 3年(6/12)

公開日
2018/06/12
更新日
2018/06/12

3年

 「あじさい読書週間」が始まりました。初日の朝は、おはなし広場「たんぽぽ」の皆さんによる、全校読み聞かせ会を行いました。
 今から200年ほど昔、尾張国の浅井村(今の一宮市浅井町)に暮らす林平さんが、池で大きな傷を負った鶴を家へ連れ帰って介抱し、無事に自然へかえした。それに恩義を感じた鶴が、数日後、林平さんが寝ている枕元に立ち、薬の秘伝書を伝えて・・・という、淺井万金膏(あざいまんきんこう:江戸後期から昭和中期にかけて、全国に知られた膏薬。)が生まれたことを題材にした『林平と鶴の恩返し』のお話でした。3年生の子どもたちには、時代背景など少し理解が難しいところもありましたが、「林平さんの優しさが、つるに伝わったんだね。」「林平さん、大人になってから、勉強をすごくがんばったんだね。」「林平さんが、鶴に優しくしてあげたことが、自分の幸せにもつながってよかった。」といった感想が聞かれるなど、幼い心にも十分に響くお話でした。
 会の最後にお礼として、児童集会で歌っている「レッツゴーいいことあるさ」の合唱を聞いていただきました。
 読書週間には、自分の好きなジャンルの本を読むだけでなく、こうした昔話にふれてみるのもよいのではないでしょうか。子どもたちには、この機会に、ぜひ、素敵な本と出会ってほしいと思います。