9月1日(火)2学期始業式を行いました
- 公開日
- 2026/09/01
- 更新日
- 2026/09/01
校長室から
生徒たちが集まり、2学期始業式を行いました。
今朝は、1学期に比べると生徒たちから返ってくる挨拶の声がおおきかったように思います。
とてもうれしい朝でした。
始業式では、校長から以下のような話をしました。
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毎年暑さが増す夏休みで、健康管理の難しい日々を送ったことと思います。
熱中症警戒アラートが連続して発表される日々でした。40度以上となった日を酷暑日という名称が定められたことからわかるように、年によってばらつきはあるものの、35度以上の猛暑日、日最高気温は上昇傾向にあります。夜から朝方にかけて、気温が下がらず、睡眠、目覚め、食事などへ影響しないように過ごすことが大切になっています。いよいよ人類は、環境への対応について、有識者や研究者だけでなく、みんなで考え行動しなければならない時がきています。
暑さだけでなく、災害の多い日々でした。令和8年熊本地震、千葉や石川、福井の豪雨における大雨・土砂災害特別警報、連続発生する台風など、自然に抗うことはできませんが、対策や準備をすることはできます。
災害ボランティアや支援物資でいつも話題になるのが、善意や好意と現場でのニーズのギャップです。「必要なところに必要なものを必要なだけ」が原則だと思います。これこそインターネットやスマホを使って、しっかり調べたり連絡をとったりすべきことです。
千葉で、事前に正しい危険予測ができず、車を手放せなかった人たちのことは、とても残念に思います。海や川の水の事故も毎日のように報道されました。ニュースでは必ず最後にライフジャケット着用の有無が添えられています。以前にもお話しした「~だろう」ではなく「~かもしれない」と考えての判断が重要になります。
次に、2学期の生活・学習について、「価値」について考えたいと思います。
まず、「命の価値」です。命の価値は生きる価値と言い換えてもよいかもしれません。一人一人の価値は、生まれた瞬間に始まり、家族、園や学校の友達、地域の方など、多くの人と触れ合う中で高まり、自分一人の価値ではなくなっていきます。だから、その価値を傷つけることは誰にも許されません。いじめや人格否定、本人の特性にかかわることなどはもってのほかです。自ら価値を高めようとする人に対してすべきことは、その価値を認め、受け入れることです。
次に、「学ぶ価値、学んだ価値、学ぼうとする価値」です。これは人として生まれたからには、生涯高められる価値です。しかし、自ら疑問をもち、追究し続ける粘り強さなくしては高められません。得意なこと不得意なこと、必要なこと必要になりそうなことなど、現状を認識し、自身の向かうべき次のステップと到達した姿を想像すべきです。中学校までの学習内容はすべて、この先自分を生かすための基盤であることを確認しておきます。
最後に、「人との関係の価値」です。同じ意見、違う意見があってこそ、自分の考えがより固まっていきます。互いに議論するからこそ、見方や考えに足りなかったこと、付け加えるべきことに気づくことができるのです。自分以外の人の生き方に出会うから自分の生き方を見つめられるのです。いじめは存在しません。あるのは、幸福を追求する心と態度です。議論し続けるには受容する心や言動であり続けなければなりません。授業や活動の中で、他者の意見や思いを捉える際の言葉や表情の在り方を、しっかりと身に付けてほしいと思います。
2学期は、学習、生活、行事、進路など、大きな山がたくさんあります。自ら歩を進める過程で、仲間と共に目標を共有し、登る速さや歩幅にはみんな違いはありますが、互いを気遣って乗り越えていってほしいと思います。