11月25日(火)千秋中人権週間が始まりました
- 公開日
- 2025/11/26
- 更新日
- 2025/11/26
校長室から
本日より,千秋中人権週間を始めました。
本来は,毎日の生活で人権感覚をもって生活すべきです。
この週間では,これまでを振り返り,これからを考えるとともに,社会の現状を知ることで,人権を尊重する態度に磨きをかけます。
人権集会では,校長から以下のような話をしました。
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こどもの権利を題材にした「こえのうた」というのを日本ユニセフ協会のホームページで聴くことができます。
その歌詞の中に,次のような言葉があります。
いっぱい泣いている赤ちゃん,なかなかなけないあの子
色も違う,音も違う
耳を澄ませた 心を感じた そうだこれが声なんだ
ちょっと伝えた わざと隠した
そうかこれも声なんだ
わたしの全部が声になる みんなの声で歌になる
さて,声というのは,また,歌というのは,わたしたちの生活の中の何なのでしょうか。
いわゆる言葉として,音として聞こえるものだけではないということです。
出せないものも,出したもので言葉通りでないものもあるということです。
それぞれの人が,様々な環境の中で,悩みや希望という思いをもって生きています。その生きている姿,内に秘めた心を尊重し,互いに調和しながら,よりよい関係を築いていくことが大切です。
あれはよい,これはいけないと考えたり仕分けしたりするのではなく,共にどうしていくべきかを考え,生き方として身につけていきましょう。
人権週間には,学級や学年,学校の友達・先輩・後輩・先生,家族,道行く地域の人が,どんな姿,心をもっているかを自ら捉えようとして,自分の言動が他者や社会を明るくするものかどうかを考えてほしいと思います。