2月17日(月) 学校集会「恩送り」(校長室)
- 公開日
- 2025/02/17
- 更新日
- 2025/02/17
校長室
表彰伝達の後、本日の集会では、以下の内容を話しました。
【以下抜粋】
・3学年そろっての集会も今日が最後となりました。青桃会の準備、歌の練習も始まり、卒業式が近づいているという思いが自然と高まります。3年生の人は、残り少ない中学校生活を一日一日大切にしてほしいと思います。
・みなさん「恩返し」という言葉は知っていますね。言葉の意味としては「受けた恩に報いること」です。日本の民話で「鶴の恩返し」というものがありますので、恩返しのイメージはそれぞれもっていると思います。お世話になった人に感謝の気持ちを行動で表すことは、大切なことです。
・しかし、中学校生活の中で、みなさん個人が直接、誰かに恩返しをするというのは現実的に難しいことです。そこで、実はこんな言葉があります「恩送り・・・」
・誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に送る。そうすることで「恩」が世の中を順番にどんどん回っていくのです。
・自分が受けてきた、思いやり、親切、優しさ。教えてもらってきた勉強の仕方や部活動での技術。心や体のコントロールの仕方などを、みなさんだったら、誰にどうやって送っていきますか。1つは、やはり、これから中部中学校の伝統を受け継いでいく後輩たちには、しっかり送っていきたいですね。
・3年生からは1、2年生に、2年生からは1年生に、1年生からは、今度入学してくる6年生に、ものではなく、どんな方法で恩を送っていけるのか・・・。一人一人が意識しながら、残り少なくなってきた今年度の学校生活を過ごし、3学期、次の学年の0学期を締めくくっていきましょう。