中部中日記

8月6日(水) 夏休み19日目、平和の誓いに耳を傾けて、平和について考えよう!

公開日
2025/08/06
更新日
2025/08/06

校長室

平和の大切さを考える上で、日本人として覚えていてほしい日が8月には3つあります。「8月6日」と「8月9日」、そして「8月15日」です。


今日8月6日80回目の広島原爆の日です。


日本が戦争をしていた80年前の8月6日午前8時15分に、アメリカ軍のB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」が、原子爆弾「リトルボーイ」を広島に投下しました。


これにより、一瞬のうちに14万人が亡くなり、広島の街は壊滅しました。この悲劇から目をそむけないために、そして犠牲になられた方の霊を慰め、世界平和を祈るために、この日を広島平和記念の日と定めて、毎年広島市では原爆慰霊祭が行われています。今朝は8時からNHKなど多くの報道局でその様子が紹介されています。


中中のみなさんは、小学6年生で日本の歴史を学び、中学校社会の授業でさらに詳しく学びを深めます。今日は新聞やテレビ、ネット等のたくさんのニュースで戦争当時の様子を知ることができます。いのちや平和の大切さを学ぶことができます。ぜひ、おうちの人や友だちと一緒に「平和」について話題にできるといいですね。今の平和を当たり前だとは思わず大切に守り、世界中に広げていきたいという気持ちを育んでほしいと思います。


式典の中では、みなさんより少し後輩にあたる広島の小学6年生が「平和への誓い」を発表してくれます。代表の6年生が集まって、どんな内容にするのか話し合って決めていると聞きます。今年はどんな誓いを発表してくれるでしょうか。広島の小学6年生がどんなメッセージをつたえてくれるのか、ニュースでぜひ確認してみてくださいね。


(写真は一昨年の夏休みに家族で平和を学習するために広島を訪問してきたときに撮影したものです。とても暑い日でしたが、世界中の大勢の老若男女が広島の地を訪問し、平和について考えていました。広島の人は語り部となって、当時のようすを訪問者に教えてくれていました)