中部中日記

8月9日(火) ハスの花(校長先生より)

公開日
2022/08/09
更新日
2022/08/09

校長室

もうすぐお盆です。先日お花屋さんにいったら、「ホオズキ」や「ハスの花」が仏花としてたくさん並んでいました。
みなさんはハス池や田んぼで実際に咲いている「ハスの花」を見たことがありますか。ハスの花は早朝に咲き始め、お昼には閉じてしまうそうです。ですから、朝からお昼までが観賞できる時間です。お昼過ぎに開いているハスの花があったら、それはその日を最後に散ってしまうお花です。午後のハス池で、ふっくらと大きく丸みを帯びたハスのつぼみがあったら、午前中に咲いていて翌日も咲くハスの花です。細い茎の上に乗るふっくらとした淡いピンクのつぼみは、キャンドルの灯を思わせるような可愛らしさですね。

ハスの花は早朝開き、お昼には閉じる、そのサイクルで4日間しか花が咲かないとのことです。4日目は夕方まで咲き続け、そのまま花びらを落として散っていくのだそうです。4日目になると花びらは開き切り、花芯の黄色の部分が見えるようになってきます。
 近所のハス田のハスの様子思い出してみると、確かに花芯の部分だけになっているものがいくつもありました。

ハスの花は泥水のような池(ハス田)の中から真直ぐに茎を伸ばし、その先に華麗な花を咲かせます。泥から出てきても泥に汚れることはありません。このことからハスの花は清らかさの象徴と考えられ、仏教では神聖な花とされてきたそうです。

愛西市はハスの花で有名ですね。チャンスがあったら一度実際にハスの花を見ると、その美しさに感動すると思いますよ。